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  • 2015.01.07 Wednesday
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ひどく煙たい朝に目覚めると俺は(○○ウェイ)

さて久しぶりの更新だ。webを続けるコツはwebを閉じないことだ、とは納豆石鹸氏がネットラジオで残した名言だ。つまり、本ブログも閉じない限り続いている。

公私ともに振り返ってみれば振り返りたくも無い2007年が終わった。振り返りたくも無い2007年ではあったが、数少ないいいこともあった。年末に、出身大学の後輩が結婚するという御めでたい儀に呼ばれ、10年ぶりに大学での部活動の先輩・後輩方と再会して音信を復活させることができた。

さてそんな後輩の中でも、在学当時かなり意気投合して日々練習をともにし、アツく語り合い、共通の目標に向かって突っ走ったやつがいた。名前をオニオンという。まあそのオニオンとも10年ぶりに再会できたわけで、10年の時を経てみればヤツはなにやら特殊技能を修得しており、いわゆる癒しの技をもって世の中を渡って行こうとしているアウトローな漢(「おとこ」と読むこと)になっていた。

久々にふたりで酒を飲みながら、訥々と僕の嗅覚障害のこと等を話すと、「うーん、d400xさん、薬事法の関係で『治る』とか言っちゃうとまずいんスけどね、まあ何とかなると思うっす」などと器用な敬語で言われた。3つの耳鼻科がサジを投げ、1度の手術をもってしても治らなかったものがそう簡単に治ってたまるか、という思いもあったので、まあ半信半疑で相手をしていると、「鼻とか嗅覚はねえ、ここなんす」などといいながらヤツは僕の顔に手を伸ばしてきた。癒しの技をいきなり発動である。
半個室っぽいとはいえ、普通の居酒屋で、しかも男ふたりだ。この情景は怪しい。
まあ、その場で嗅覚が復活する、とかいう劇的な展開にはならなかったのだけど、悩まされていた右手首の腱鞘炎はその場で痛みを取り去ってくれた。ちなみに腱鞘炎に処置をしているときは男二人で手と手を取り合って、というかなりしびれる光景である。周囲が気になって仕方なかった。周囲も我々の関係が気になったことだろう。

これはひょっとしたらこの、匂いのない暮らしとオサラバできるかもしれないという期待に僕の胸は高鳴った。ウーロン茶とジャスミン茶と紅茶の違いがわかり、ひょっとして自分ニンニク臭いのではないかと気にしないでもよく、雨が降ったアスファルトの匂いを嗅ぐことができる暮らしだ。期待をこめて、僕は月イチくらいでオニオンから施術を受けることにした。何もしないよりも前進があるには違いないのだ。

そして2月某日、僕は朝10時に知らない人の家でオニオンから癒しの施術を受けていた。休みの日の朝っぱらから、初対面のひとの家に上がりこんで、寝っ転がって顔に手を当てられているのだった。ちょっと物凄い事態だ。
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執事二階堂

社会人になってから、夏にきちんと夏休みをとったことは殆ど無かったのだが、今年は夏に夏休みをとってみた。子供が幼稚園に行き始めた昨年、夏に夏休みを取らなかった(取れなかった)ばっかりに、子供の夏休みの思い出作りをぶち壊してしまったわけで、今年は父親としては密かなリベンジを期していたのだ。

5日間の夏休みの前後に土日があるので都合9日間。常日頃よりサービス業と呼ばれる仕事で鍛えられてきたつもりではあったが、家族サービスというのは別次元の事件であって、自分は未だペイペイであるということを認識させられた9日間であった。

長女が夏休みに行きたいと所望したところを、しらみつぶしに毎日毎日つぶしていったのだが、これがきっついのなんの。

まず、浦安辺りの耳の大きい鼠をモチーフとしたあの遊園地に行った。遠慮なく照りつける日差しをもろに浴びながら、プチ人種のるつぼと化した過密状態のテーマパークをうろついたのだ。10時半ごろにゲットしたあるアトラクションのファーストパス・チケットの有効時間が20時だったわけで、つまり、マインスイーパで「8」って書いてあるマスの隣のマスをクリックしてみたらやっぱりそこは機雷だったってことだ。
実は、「このクソ暑い中、しかも夏休みに重ねて耳の大きい鼠のテーマパークに行くのは止しましょうよ、秋の平日に有給を取得していけばいいじゃないですか」と婉曲に計画変更を娘に打診したのだが、「うちの場合、そういうふうにすると行かないことになると思う」とズバリ真実を突かれて却下された。5歳の人間を甘く見てはならなかった。
しかし、5歳の人間は感性が大人とは違うので、「イッツ・ア・スモールワールド」とかが最高なのだそうだ。「もう一回乗る」などと宣言されると、返事の代わりに屁をするだけでも物凄い脱力感を伴う。きっと、「魅惑のチキルーム」とかもど真ん中のストライクなんだろうと推測したが、あれを2回も鑑賞させられると満腹なのにゲップも出せないような状況に陥りそうな予感がしたのでチキルームの存在は隠し通した。
その代わり、ジャングルクルーズとか、バズライトイヤーのナントカとか、ミクロアドベンチャーとかそういうのは怖くてダメなのだそうだ。ジェットコースター系は身長が足りなくてダメだ。大人としては消化不良のテーマパーク日和なのである。

耳の大きい鼠のテーマパークの翌日は、「海に行きたい」と所望された。この9日間で、プールにも行ったし、水族館にも行った。NHKに出向いて珍獣も見学した。何となく女王様と奴隷みたいな夏休みだった。「姫、今日は何をいたしましょうか」。もしくはお嬢様と初老の執事・二階堂だ。「二階堂、車を出しなさい」。

そして今日が目出度く(?)夏休み最終日ということで、プールに行き、温泉に入って休みを締めた。帰りの車の中で溜め息とともに「明日から仕事だよ」とつぶやいたら、

「仕事しないと、遊んでばっかりだと貧乏になっちゃうもんね」と娘に返された。

「よくわかってるじゃんか」
「仕事頑張らないと、貧乏になっちゃうもんね〜」
「……わかってるからそんなに仕事仕事言わないでくれ」
「お金無くなっちゃうもんね〜」
「……(返事する気力なし)」

娘よ、大きな間違いがある、仕事してもうちは貧乏なのだよ。喉まで出掛かったその台詞を飲み込んでマイスイートホームに車をつけたのだった。

其の矛でその盾を突いてみれば如何

ライターに火をつけ、くわえたタバコの先に近づけると、途端に火が消えてしまうことがある。特に、着火のために「ジっ」と回すタイプの昔の100円ライターを使うとこの現象に遭遇することが多い。

何で消えてしまうのかわからなかったのだが、火が消える瞬間に手に風を感じてやっとわかった。何と自分の鼻息で炎が吹き飛ばされているのだった。そんなバカな、と思ったのである。なぜならタバコに火をつけるときには、自分は息を吸っている筈なのだ。鼻から息が出て行くわけはない。
試しに、口をあけて、口からは息を吸いながら鼻からは息を出そうとしてみた。口を半開きにしてフカ、フカ、と試してみること数度。これは途轍もなく難しい。不自然に荒い呼吸を繰り返す変質者を体現できただけだ。不随意筋を自在に操るヨガ行者とかじゃない限り、口で吸いながら鼻で吐くなんて芸当はできっこない。

ところが、である。タバコをくわえた場合にはこの「口では吸って、鼻では出す」を比較的簡単に実践できてしまうのだ。無意識にできていたことである。意識してやってみたらすごく簡単に習得できた。一体どういうことだ。

今度はタバコをくわえているつもりになって、「キッスのお口」でやってみたが、これではできないのだ。「キッスのお口」で鼻息を荒くしている、「学生さん、初めてなの?」な自分を発見しただけだ。

では細いものをくわえていればいればできるのか、と思い、手近な紙でストローをこしらえて試してみたが、これも無理だった。鼻から息を出すときには口から吸う動作は止まるし、口から吸おうとすると、鼻から出す方は吸い込んでしまうのだった。いい加減過呼吸になりそうだ。

この不思議を抱えながら1日悶々としていたのだったが、トイレでぼんやりしているときにふと閃いた。
タバコをくわえているときは、フィルターを通して息を吸うので空気の流量が少なくなる。ということは、普通に息を吸うときと比べてゆっくり空気が入ってくるわけで、口の中の気圧が大気圧と同じになるまでは、自分が息を吸おうと思っていようがいまいが、空気が流れ込んでくるのではないか、と。
フィルターを通さない場合、呼吸のアクションはどうやっても、1.息を吸う、2.息を吸い終わる、3.鼻ではく、4.鼻ではき終わる、という順序を崩すことができない。しかし、フィルターを通すと息を吸い終わるまでに時間がかかるので、ややもすると手順2と3が入れ替わって、1.息を吸う、2.鼻で息を吐く、3.息を吸い終わる、4.鼻ではき終わる、の順序になることがありえるのではないかと思ったのだ。

この仮説を実証したくてたまらなくなった僕は、さっそくフィルターの代わりになるものとして目の前にあったトイレットペーパーを丸め、口にあて、吸いながら鼻ではいてみた。しかし、トイレットペーパーは案外風通しがよくて、タバコのフィルターほどの抵抗を得られず、やはりトイレットペーパーをくわえた変質者である自分を発見するにとどまった。
ピンチはチャンス。こんどはトイレットペーパーを多くし、できるだけ固く小さく丸め、そして口も思い切りすぼめてくわえてみた。もはや、変質者とかじゃなく単に変人だ。でも、実験には成功した。僕は口で息を吸いながら、鼻で息を吐いていた。そして、この動作をしているとき、横隔膜は息を吐く方向で動いていた。仮説は実証されたのである。

さて、これを読みながら思わずフハッフハッと「口吸い鼻吐き」をやってしまった貴方。思う壺でござる。変人仲間にようこそ。トイレットペーパーをくわえるところまで出来ましたかな?
(タバコでやれば簡単)

ドライ、便所ケータイ、ドライ(3)

ふとした事からヨメが拵えた便所ケータイと、それをとりまく複雑な人間模様を描いた中編大河も今回で完結だ。便所便所としつこくしてすみません。(経緯0経緯1経緯2)

納豆石鹸氏の助言によって便所ケータイの乾燥期間を3日と定め、電源投入をガマンした。その間、機種変のケータイをネットで注文し、メモリースティックもどきを購入し、メモリ編集ソフトも導入した。機種変した新ケータイは既に我が家に届いて問題なく動作を始めた。そして3日を経た夜、ついに便所ケータイの電源投入である。

水没サインがしっかりと出ている本体へ、電池を恐る恐るセットした。そして祈る思いで電源ボタンを長押し。
――反応なし。うんともすんとも言わない。関係ないが「うんともすんとも」って何じゃコラ。
諦めの悪い僕は、一度電池を外して本体・電池それぞれの端子をキレイに掃除して、また本体にセットした。そこで電源ボタンを長押し……したが、結局便所ケータイはうんともすんともいわないのであった。

新ケータイ・xxxx円、マイクロSDカードとゲタ・xxxx円、メモリ編集ソフト・xxxx円、子供の2年間の成長記録と便所ケータイに対する努力・priceless、である。なんたることだ。

そういう訳で、僕は茫然自失のままお亡くなりになった便所ケータイ・W21Sを無意味な充電台に戻したのだった。そのままW21Sを恨めしく眺めてみると、なんと充電ランプが点灯しているではないか。どうやら水没〜無駄な電源投入〜放置3日間、の間で電池がカラになってたということらしい。
充電台に置いたまま、便所ケータイをオーポンし、電源ボタンを長押ししてみれば、嘘のように普通に電源が入った。アドレス帳とかデータフォルダの中身も問題なく参照できるようだ。僕は半狂乱になりながら、便所ケータイとパソコンを接続し、アドレス帳ならびにCメールを吸い上げた。それから、秘密兵器のマイクロSD+メモリースティックアダプタを便所ケータイにセットし、eメールとデジカメデータを吸い上げた。どちらの作業も、何の不都合もなく普通に終了した。怖いぐらい何も起きなかった。便所ケータイは復活したのだった。
便所ケータイから吸い上げたアドレス帳データをW51CAに読み込ませてみたが、ここでも問題は起きなかった。

あれから1ヶ月、便所ケータイはまだ元気だ。部品劣化ですぐ壊れるというわけでもなさそうだ。今はヨメのアラーム専用端末として活躍している(捨てろって、、)。委細を報告した納豆石鹸氏からは、「そういえばauの場合はタダでサーバにアドレス帳預けておけるんだよ」というメールが入った。知らなかった、、正直へこんだ。

ドライ、便所ケータイ、ドライ(2)

ヨメが作成した便所ケータイを復活させようと足掻いたのが前回までのあらすじ。

3日間の自然乾燥及びドライヤー(送風モード)で乾かすだけでは不安なので、分解して基盤をオーポン状態にして自然乾燥の効果を高めようと思い立った。相手は壊れてもともとの便所ケータイなのだ。遠慮は無用。ところが、各ネジはトルクスが使われており、我が家にはそういうネジを相手にできる工具は常備されていなかった。まったくストレスの溜まる話である。

auの人には『解約〜新規契約よりも機種変更にしなせえ』、とご推奨いただいたので、素直にそれに従うことにした。「ぐるぐる」スクロール機構を備えた機種が皆無となってしまった昨今、機種の選択にも大迷いである。何度かauの店を物色したヨメが最終的に選択したのはW51CAだった。選んだ一番の理由はズバリ「ペンギン」だそうだ。画面のサイズとか日本語変換とか、ワンセグとかfelicaとか、そういった方面から検討を重ねていた僕は顎が外れそうな思いだったが、確かにあのペンギンにはやられる。最近はぼーっとやつらを眺めていることもしばしばだ。

ヨメが選んだW51CAは店頭価格を見てみれば、新規はだいたい0〜1円なのに対して、25ヶ月以上の機種変更は21,000円オーバーなのだった。(2007年3〜4月ごろ)
新規だったら会社で飲むコーヒーを1杯ガマンすれば約49.5円の釣りが来るのに対して、機種変更の場合は、420杯のガマンが必要になる。月20日働き、1日2杯コーヒーを飲むとして、実に10.5ヶ月分、なんと受精卵が人間になって産まれてくる期間ではないか。それならば少しでも安く機種変を、と考えてネットを探してみれば、価格.comとか楽天でも携帯電話の機種変更ができてしまうことがわかった。いろいろ調べた末に、100杯分くらいは節約できる楽天の携帯電話のD−COMで買うことにした。クレジットカードが使えてそれなりに安くて、サイトに書いてあることがわかりやすかった。ちなみに価格だけで判断するなら、価格.comの業者が一番安かった。

さて次は、便所ケータイが復活すると想定した場合のデータ移行方法の確保である。auでは便所ケータイが復活しても便所ケータイから新ケータイへの直接データ移行はやりません、と言われてしまって、ヨメは素直に紙とエンピツと汗と涙でデータ移行をする覚悟を固めていたようだったが、このご時勢にそんなアナログな作業は無益だ。
家電量販店に行ってみて「ケータイメモリ編集ソフト」の類が想像以上に多くて辟易したが、なんとかひと品選んで買ってきた。
もし便所ケータイの電源が入らなかったらまるっきり無駄な投資になるかも、とうだうだ悩む気持ちはあったが、auの人に「便所ケータイは日々部品が劣化していく」と忠告いただいている以上、電源が入った暁には即データ抽出する必要があるのだ。
同じ理由でデジカメデータの抽出用に、メモリースティックも事前に用意しておく必要があったのだが、さすがにこれには躊躇した。何てったって、「メモリースティック」である。もし便所ケータイが生き返らなかった場合、メモリースティックを転用できる機器が無いのだ。
便所ケータイ復活失敗時の精神的ダメージを減らそうと、少しでも安いメモリースティックをネットで探していたら、「マイクロSDカードにゲタを履かせてメモリースティックに」、という便利商品を発見して迷わず購入ボタンを押下してしまった。マイクロSDカードなら新機種のW51CAでも使えるし、だいたいマイクロSDカードは1GBが1,399円、とか、メモリースティックの価格調査をしていた自分からは信じられない値段だったのだ。

考えてみればこういうことを「いろいろ調べる」ために費やす自分の時間を「無料」と考えてしまうのが僕の愚かなところである。オトナは時間をカネで買うんだよ、と納豆石鹸氏が昔僕に言ったことがあるが、いつもその言葉を、カネを節約するために余計な時間を費やした後で思い出すのだ。

(まだ続く(かなあ))

裾 is freedom

黄金週間ということでショッピングモールに出かけたときのこと。
オーバーオールを試着したヨメに、どうかと聞かれた。自慢ではないが服装についての自信は無い。まして女性のファッションについて僕に問うとは。まぁ、あきらめたらそこで試合終了だよ、な訳であるから、熟考した末に誠意を持って「何か、変だなあ」と答えた。ヨメは失望したようだ。僕も自分の表現のあまりのチープさに、ヨメ以上に失望した。「返品するものはありますか」と聞いてきた試着室のお兄さんに件のオーバーオールを返して店を出た。

さて一度店を出たものの、結局ヨメはその試着したオーバーオールを購入することを決断し、閉店間際の店に飛び込んで買ってきた。僕のアドバイスは意味を為さなかったわけであるが、それは仕方ない。

帰りの車の中でヨメがぶつくさ文句を言っているので聞いてみると、試着室担当の店のお兄さんにエライご立腹なのだった。実は試着後、頼りにならない僕のアドバイスを得る前に、店のお兄さんに一度相談したそうなのだ。「裾の長さが微妙なんだけど、これってどうなのよ、切った方がいいと思う?それともこのままでもアリだと思う?」てな事を。
そこで店のお兄さんの返事はヨメを驚愕させたのだった。
「それは、お客様の自由です」

これはこれで途轍もなくオモシロい返答ではあるが、接客のプロとしては類まれなる「不可」回答だと言わざるを得ない。お客様の自由なのはたいていの客が充分すぎるぐらい知っているわけで、自由は難しいところがあるから、プロに意見を聞いて判断材料にしたいのだ。それを、会話(大げさに言えばコンサルティング)の始まりのところでシャッターを閉じなくてもよさそうなものだ。
「碌に接客もできないで、『返品するものはありますか』なんてことだけ聞いてくるたぁどういう了見だ、むしろ返品するものはお前じゃ、と喉まで出かかったわよ」と憤慨するヨメをなだめつつ、これで僕のとんちんかんなアドバイスは忘れ去られたんだなあと安心したのだった。

ドライ、便所ケータイ、ドライ

さて、酔ったヨメがケータイを便所で泳がせたのだ。
おまけに、「あわてて電源を入れるな、電池を本体から外して別々に保管すること」と伝えたにもかかわらず、少なくとも2度は電源投入(電源入らず)を行ったようだ。「絶対電源入れるなよ、いいな、絶対電源入れるなよ」という台詞は残念ながら酔った頭には「フリ」と解釈されたようだ。優秀だが間違っている。

二日酔いで起きてきたヨメに、「問題のケータイは今いずこぞ」と確認してみれば、探し回った挙句に「なな無い」などと申す。どうやら飲み屋に置いてきた様だ。由緒正しき酔っ払いである。
飲み屋に電話して従業員に確認すると、確かに携帯電話の忘れ物がある、との事。回収してみれば、やっぱり本体には電池がしっかりと装着されておった。そして、手遅れかもしれないが、本体から電池を外すと、数滴便所汁がこぼたれた。ききき汚い。

こうなった以上、買い替えは必須事項なのだが、問題は便所ケータイ内のデータである。アドレス帳は、また作り直せばいいのだから手間と労力を惜しまなければ何とかなるが、ケータイに撮り溜めてあった写真のデータが全部パアになるというのはヨメ的にかなり痛手らしい。「ぐるぐる」でスクロールができるのを気に入ってauのW21S(ソニーエリクソン)を使って2年以上。子供の成長記録2年分、ていうと確かにパアにしてしまうのは勿体無い。

こういう電子機器を水没させたときに、慌てずしっかり乾かして、しかる後に電源を入れればある程度は復活させられると考えてはいるのだけど、今回のようにしつこく電源を入れて、その上電源が入らなくなった、という場合は復活させられるのかかなり怪しい。(どっかの回線がショートして機械的に壊れちゃったら、きちんと乾かしてももう使えなそうだから。。)

「便所に落としたと言わず、風呂に落としたということにしてドライクリーニングに出せ」とアドバイスしてくれた納豆石鹸氏にもう少し事情を説明して更なるアドバイスを求めると、「3日くらい乾かしてみて、ダメだったら諦めもつくんじゃないのぅーー」という建設的かつ少々後ろ向きなアドバイスをもらえた。電源を入れたくなる自分(とヨメ)をとりあえず3日間抑えることにした。

それと並行してヨメにはauに問合せさせた。
  1. 便所ケータイのデータを救う手だてはある?
  2. いまどきのケータイは新規1円とかだけど、解約〜新規契約と、機種変更はどっちがお得?
何となくエンジニア的な考え方をしてしまう自分は気恥ずかしくて上のふたつとも聞けないのだ。その点、素人のヨメはこういう問合せをするのにもってこいである。僕だったらさっさと話を切り上げて電話を切るだろうから聞き出せないと思われるいろいろなことを聞き出してきた。(auお客様センタのひとがいい仕事をしているだけかもしれない)

1.の便所ケータイのデータを救う手だて、に関しては、
  • とりあえず電源が入らないとどうしようもない。
  • あんまり放ったらかしておくと、部品が劣化するから1日くらいよく乾かしたらさっさと電源入れてみたほうがいい
  • もし電源が入って、内部のデータを参照できても、auとしては便所ケータイから新ケータイへの直接のデータ移行は推奨しない。
    便所ケータイ側のデータが壊れている可能性があるからで、それをやるとauがメーカーから怒られる
  • どうしても便所ケータイから新ケータイへ直接データ転送させたい場合、便所ケータイ側をきちんとメーカー修理する必要がある(有償)
……なるほど。「1日くらいよく乾かして」の中に、乾かし方のTipsとして、「ドライヤー(送風モード)でボタン側からではなく端子側から風を送り込んで乾かしてみるべし」というのがあってとても参考になった。ただし、部品劣化(錆びとか?)の恐れがあるとはいえ生乾きで電源を入れて壊すのはイヤだ。ここは納豆石鹸氏の3日を信じて自制した。そしてドライヤーでもよく乾かした。風に押し出されてくる便所汁。思い出すだにおぞましい。

2.の解約〜新規、と機種変のどっちがオトクか、に関しては、
auお客様センタのひとのアドバイスによると、うちはau歴が長いので機種変にしときなせえ、ということだった。新規は一見オトクだけど長期契約による割引をナメてはいけないのだそうだ。自分でカタログから判断した結果では、新規契約し直しても月200円くらいしか変わらない、すなわち今回は解約〜新規契約、という結果になっていたのだがここは考え直して機種変にすることにした。
正直なところ、カタログと睨めっこしていても料金プランとか割引率がよくわからなくて、新規で買いなおすのと機種変のどっちがオトクかさっぱりわからなくなって困ってしまっていたのだ。
新規契約数が増えることになるから、というオトナの一方的な事情で解約〜新規契約を強く推奨されると想定していたのだけど、そんなことは無かったことで、auの人のアドバイスを素直に信じる気になったことも付け加えておく。(我ながら被害妄想激しいなあ。)

さて機種変、となると変更先の機種選定である。「ぐるぐる」スクロールが無い、というだけで機種変を見送ってきて2年が過ぎ、当節最新鋭の機種にも当然のように「ぐるぐる」スクロール機構は無い。もはや「ぐるぐる」スクロール機構そのものが過去のものとなっているのだった。*1

こういう時には、「ケータイのことなら俺に聞け」基本的に12ヶ月未満で機種変の猛者、ケータイWATCHはいつも読んでる、スタパ結構好き、という兄者を頼るに限るのだが、何とビックリ、ちょうど「昔世話になったダチの結婚式」出席のため南米某国に数週間の休暇中!何てスゴイ人なのだ貴兄は!!

(続く(かなぁ))

-----
*1
「ぐるぐる」は故障多かったらしい。確かに僕のケータイもヨメのケータイも同じような時期に「ぐるぐる」が壊れたし、「ぐるぐる」が壊れると殆どの機能を使えなくなってしまうのは問題といえば問題でした。

[続] Microsoft Updateが終わらない&svchost.exeが高負荷

最近インストールばかりしているような気がするがまたインストール。
家のパソコンのOSは特に理由もなくLinux(Fedora Core)にしていたのだが、Windowsでなければいけない理由ができて、仕方なくWindowsXPにした。

Fedoraを全部消してXPを新規にインストールするのだから問題ないと思っていたのだが、どういう仕組みかわからないけどXPのインストーラが途中で止まってしまう。一等最初のキーボード選択画面の直前(だと思う)で画面が黒くなったままになってしまうのだ。たまたま手元にあったKnoppixのDVDからLinuxを起動して、Qtpartdで、Cドライブのパーティションを全部消してからWindowsXPのインストーラを動かしてみたら、きちんと動いた。原因については「多分こうだ!」であって実際のところよくわからないと言わざるを得ないが、拘っていると時間をあっという間に大量消費しそうな予感がするのでこの際逃げた。インストーラがきちんと動けばそれでいいではないか。

さて特に問題もなく、XPのSP2までをインストールし、ウィルス対策ソフトを入れ、Windowsファイアウォールを設定した。ここで初めてネットにつないで、Windows Updateをかけた。
Windows Updateが全て終わった後、MS-Officeを入れて、Windows UpdateをMicrosoft UpdateにアップデートしてOfficeのUpdateも、と目論んだ所で、例の現象に遭遇した。
Microsoft Updateがいつまで待っても終わらず、svchost.exeとIEXPLORE.EXEでCPU負荷100%を達成する困り現象だ。


前にまったく同じ現象に悩まされたので、
「はいはい、この現象ね、想定の範囲内〜♪」
と対応策を実施してみたのだが、全く現象が改善されない。何度試してもダメ。
途方に暮れた僕の頭に
『再インストール』
という悪魔の呪文がよぎったが、原因を特定せずに再インストールしてもう一回この現象を食らったら再起不能だ。とりあえず調べてみたら、新事実がわかった。

この問題に対するパッチが最近MSから出ているのだ。



しかしながら、上記リンクをきちんと読むと、残念な現実を突きつけられる。
つまり、SVCHOST.exeが高負荷で張り付いてしまう問題はこのパッチではまだ解決に至っていない、のだそうで。
そういう背景があるせいか、この修正パッチ(KB927891)はWindows Updateで勝手にインストールされるようにはなっておらず、自分でダウンロードしてきて導入する必要がある。

そういう訳で、このパッチを導入してみたものの残念ながら僕の環境ではMicrosoft Updateがきちんと行えるように改善されなかった。現象は全く変わらず。嗚呼。

で、今回僕は次のように対応した。一応、Windows Updateはきちんと動くのと、svchostとIEが100%に張り付くこともない。

  1. 前回紹介したScott氏の手順をきちんと全部実行
  2. Windowsの自動更新を無効にして再起動
  3. Windows Updateをスタートメニューからではなく、IEのツールメニューから実行
  4. Windowsの自動更新を有効にする

→僕の場合、Windows UpdateをMicrosoft Updateに切り替えたところでこの問題に遭遇したので、Microsoft Updateをすっぱり諦めたのが上の手順。MS-Officeのアップデートは別途Office Updateより実行した。

----
2007/5/12 追記
2007年5月11日付けで、マイクロソフトのサポート技術情報「Microsoft Update または Windows Update が終了しない」が出ました。
爾後こちらを参照いただければと思います。

2007/5/13 追記
納豆石鹸氏よりMicrosoft UpdateをWindows Updateに戻す方法についてコメントいただきましたので、記事にも書いておきます。

>Microsoft UpdateをWindows Updateに戻したい人は、以下の手順が簡単ですね。
>
>http://support.microsoft.com/kb/902297/JA/

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