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  • 2015.01.07 Wednesday
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BaRRN! 7月号

やあ、タクミウェイ"d400x"マルムスティーンだよ。

何と、前回のインタビューから既に19ヶ月が過ぎようとしているんだからビックリだ。その間俺が何をしていたかと言えば、腕立て伏せと腹筋だ。

メタルってやつは不健康の代名詞だから、3食を惜しんでメタルに費やしているうちに、炭水化物の変わりにアルコールとドラッグを摂取することになって体がボロボロになっていくわけだけど、俺は副業としてサラリーマンってやつも営んでいる。
サラリーマンってやつが、こちらもまた不健康の代名詞ではあるのだけど、メタルの不健康とは方向性が違うんだ。メタルの不健康は自己陶酔的な不健康であって、ある種不健康であることが目的でもあるわけだけど、サラリーマンの不健康は純然たる不摂生の結果でしかないんだ。そして、メタル的な不健康は体を痩せさせていくけれども、サラリーマン的な不健康は体を太らせることが多いんだ。

メタルでありながらサラリーマンでもある俺の場合、メタル的不健康による体重減少とリーマン的不健康による体重増加のバランスが取れている間は問題ない。ところが両者のバランスがくずれてくるととたんにマズい状況さ。最近の俺はメタル活動を抑えてリーマン活動に精を出していたばっかりに、かつてないほどの体重増加を経験したんだ。

メガネのメタルはあり得ない、って前回力説したけど、デブのメタルだっていただけない。何か説得力が薄れるんだよ。例えばメタリカのOneは名曲だけど、石塚英彦が汗を拭き拭き熱唱していたら、オーディエンスは楽曲よりも石塚英彦のほうが心配になるだろ。そういうことだ。2番目のルール、「Thou shall not fat.」。Yahoo!に翻訳させると最高だ。「汝は、肥えてはいけません」。

デブのメタルは嫌だけど、たかだか痩せるために金を払うのはもっと嫌だ。だいたい、半年前に「俺もビリーに入隊したゼ」なんて言っているやつらが居たけどそいつらの行く末はどうだ。俺の周りではVICTORYに到達したヤツなど居ない。贅肉に加えてDVDとビリーバンドが残るだけだ。俺はメタルを信条として破天荒にいこうとしているけど、いくらなんでもこれから達成する失敗の記念品を先に買おうなんていう酔狂なマネはできない。だいたい、テレビ画面の向こうのテンションおよび運動を、茶の間でも再現するなんて少なくとも俺には不可能だ。USのスタジオはどうだか知らないが、我が家には奥方もいるしふたりの娘もいるんだ。会えば挨拶するご近所もさんもいる。
「いやぁ最近、こっちの方が、ちょっとね」と、のたまわきながら自虐的に自分の腹をつまんで見せて、「そういうわけで、ほら、ね」などと卑小な態度でDVDとテレビのスイッチを入れてしまったらもう、USのスタジオのテンションでワークアウトするなんて不可能なんだ。

なんだか、全くメタルの話とかじゃ無くなって来ているけど、もうすぐメタルの話になるから我慢してくれ、なんて言えない。要するにメタルの話は無いんだ。BaRRN!ってタイトルにも申し訳ない。まあいいや、クソ食らえだ。
つまり話を始めに戻すと俺はひたすら腕立てと腹筋をしていた。金はかからない。ご近所にも家族にも気兼ねしない。挫折しようがVICTORYに到達しようが、完璧に自分だけの閉じたストイックな世界だ。回数もセット数も決めず、できなくなるまで腕立てと腹筋を毎日やるってのはなかなかのMっ気を要する。おっと、MってのはメタルのMじゃないから勘違いしないでくれよな。メタルキッズのみんながビッグになるために必要なのは腕立てと腹筋じゃない。だいたい、腕立てと腹筋が体重を減らすことにどれほど貢献するか、ってのも俺にはわからないしね。
とにかく俺は、自分の持てる最大限のMっ気を発揮して腕立てと腹筋を続けてきたんだ。連続20回も行かなかった腕立てが、連続50回行けるようになるってのは不思議な悦びをもたらす。まあ残念なのは、ズボンのウェストが相変わらずキツイってことだ。方向性の違いを認識するっていうのも大切かもしれないけど、もしかしたら方向性があっているのにMっ気が足りていないだけかもしれないから、100回できるようになったら再確認しようと思っているんだ。

まあそういう日々を過ごしていた俺を驚愕させる出来事が起きたのは先週のことだ。リーマン活動による3日間のツアーをこなしてきた俺が家に帰ってくると、リヴィング・ルームに見慣れない物体があるんだ。全く見たことがない訳ではない。ただ、今までこれを所有している人に会ったことは無かった。俺のリヴィングルームにはトランポリンが鎮座してやがったんだ。なんてこった。
トランポリンを飼い始めたのは奥方様だ。ビョンビョン跳ねるのは体にいいってことで、1日たったの10分やるだけでもいって言うんだ。

「たったの」10分って言葉には魂消たね。10分ってのは、わかりやすく言うならQUEENのボヘミアン・ラプソディーを2曲分だ。2曲目は最後の「Nothing really matters〜」のところが入らないけど殆ど2曲と言っていいと思う。ちなみに「WE WILL ROCK YOU」なら5曲だ。ボヘミアン・ラプソディーを2曲分、茶の間のトランポリンで一心不乱に跳ね続けるなんてどう考えても無理だ。2分×5セットにして、各セットでWE WILL ROCK YOUを演ればこなせるかもしれないけど、それでも毎日は無理だ。俺のメタル精神とMっ気をどんなに注ぎ込んでも、1日たったの10分のトランポリンってやつはかなりハードルが高い。

戦う前から劣勢というか、既に敗戦って感じだけどメタルの辞書には不可能の文字があってはいけないんだ。俺は挑戦することにしたよ。ここでやり遂げれば、俺は次のステージに行けるんじゃないかって、鳥肌が立ったんだ。
言っとくけど、次のステージってやつはメタルのステージじゃなくてMのステージだから、ニューアルバムを心待ちにしているメタルキッズのみんなは勘弁してくれよな。

(2008.07.07 ジャーマン・トランポリンの上にて)

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